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小咄


=江戸の小咄

夜鷹そばや、真夜中に自分の家の戸を叩く。

「おっかァ、開けてくれ。」

「どうしたの、だれ?こんな時間に。」

「化け物じゃない。俺だ、俺だ。」

「なんとかサギみたいだね。俺だ、俺だなんて。」

「わあった。おくみさん、開けて下さい。淳子のお願い、チュッ!」

「最初から、そう言いな、本当に。ブツブツ。」

「すーまねぇ。」

「追いはぎが出たのかい?こんな時間に帰ってきて。ふぁー。」

「いやもう、腹減って、腹減ってな。何か食わせてくれ。」

「あんた、何屋、やってんの。そばを食いなされ!」

「うーん。これが、その・・・」

「なんだって、いうの?ホント。」

「ま、まずくて・・・き、汚くて、どうも食えねぇ!」

「パシーン! ぼかぼか。 」



<小話・笑話・小咄・135>

江戸の風景

江戸博物館 蕎麦屋台

二八
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小咄


=江戸の小咄

神田あたりを折助が赤い顔して、千鳥足。

「やーい、馬鹿折助、酔っぱらい。」

悪ガキがからかい、はやし立てる。

「このくそガキっ!酔っぱらって何が悪い!俺の金だ。」

「ワーィ!のろま折助、お前の母ちゃんでべそ!」

「ぬぬ、母ちゃんの悪口を!オノレ、ゆるフン違った、ゆるさん!」

「わーい、うすらトンカチ!こっちこっち。」

「うぬぬ、真っ二つにしてやる!」

「わーい、切れるものなら、切ってみろ!やーい!」

こらえかねて、脇差しを抜く。

「なんだ?なんまいだの毒川竹光っ!切ってみろ!やーい!」

「このガキめら、片っ端から・・・!」

「なーんだ?のーたりん!やーい!」

「片っ端から、・・・」

「わーい、かたっぱしから?何だ?」

「片っ端から、トゲをたててやる!待てーっ!」

「・・・?!



<小話・笑話・小咄・134>

江戸の風景

川越祭り 徳川家光の山車

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小咄


=江戸の小咄

「うわー、だんさん!」

「何んじゃ、五吉?大声で!」

「背中に、シ、シラミが!!」

「こらッ!早くとれ!」

「はい、だんさん。」

「こら!なんで、道の真ん中で、大声を出す。」

「すんません、だんさん。それから・・・」

「それから、何だ!全く、顔から火じゃ!」

「ぼそぼそ・・・それからね、よく見ると、綿くずでした。」

「バコーン!」

「うわーーん、いじめーたあ!うえーん!」

「ワァっ!おい、おい。ほら、あめ玉。」

「ぼそぼそ・・・ありがと。」


「くぅ・・・このガキ・・・」


<小話・笑話・小咄・134>

江戸の風景

川越 子カバ
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小咄


=江戸の小咄

「あんた、あんた。今夜泊まった客のね・・・」

「なんだ、顔がぶ細工か?」

「もお。すごい行李だよ。忘れてってく・・・」

「中身ごとか?バカだなお前は。」

「いつも人をバカにして!いい知恵ないの?」

「へたな考え、休むに似たり、ニタりと。」

「あんた、いつも締まらない顔ね、本当に。」

「おお、なんと!良い知恵があるぞ。茗荷だよ。」

「えっ?あの物忘れの、ミョウガかい?」

「そう、ミョウガ、ミョウガ、茗荷ちゃんだよ♪~

「なんか、焼きイモと間違えてないかい?あんた。」

そして、ご飯は汁も菜もみんな、イモじゃなく茗荷だらけ。

翌朝、旅人は宿を立って行った。

何か忘れ物が有ろうと思い、旅籠屋夫婦は一生懸命探し回った。

「はーは。茗荷も全く、効き目が無かったね、あんた。」

「効いたぞ、効いた。わさびのように効いた、くうーッ。」

「目頭押さえて、どうしたのさ?何、泣いてんのさ?」

「宿代、酒代支払い全て、忘れて行きやがった!うーん」

「バターン!!」


<小話・笑話・小咄・133>

江戸の風景

高遠より 魚のオブジェ

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