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小話


=江戸の小咄


吉原帰りの質屋が船足が早い猪牙舟に乗り、船をこぐ。

波で揺れて、はっと目を覚ました時、親よりも大事にする

百匁(約400g)もある銀の大キセルを大川に落とした。

「おうい、船頭!助けてくれ、誰かッ!ひーぃ!」

「どうしなすった?」

「親より大事なキセルを落とした!わーん!」

「なんでぇ、キセルですかい?」

「二つと無いキセルだ!早く早く、頼む、探してくれ!」

「どの辺りに、落としたんですかい?」

「この辺りだ!この辺りだ!」

と半泣きで、舟に唾で何度も何度も印を付けている。

「お客さん・・・。」

「ああ、ここだ、ここだ、絶対ここだ!」

「お客さん、流れているの知ってますよね?」

「おれは、流すの大嫌いだ。」

「じゃ、お客さん、そこで降りて見ますか?」

「おれは金鎚だ。」

「金鎚で、あんたの頭をちょっと撫でましょうか?」

「わーい、人殺し!」

「人殺しだと!おい!キセル乗船は不正だ!早く降りな!」

「・・・」


小話笑話小咄・160

江戸の風景
深川江戸資料館 猪牙船(ちょきぶね)
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小話


=江戸の小咄


殿様、駕籠の戸を開けさせ、家来を呼ぶ。

「これ、作左。町人どもが集まって、何やら番所のようじゃな。」

「はて、さて?」

「何事じゃと申すに!」

「はっ。どうも、自身番のようです。」

「全く、お前の目は竹の節穴か。」

「えっ?殿、どうしてで御座る?」

「地震番ではなく、火番じゃろ!火の見櫓が見えぬのか!」

「と、とのーッ・・・」



小話笑話小咄・159

江戸の風景
江戸博物館 大名駕籠

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小咄


=江戸の小咄


ある男、再婚したが、ちょっと気に障る事があった。

「妻が生きていたらな、こんな事はなかった。」

と口癖のように言うので、後添えが腹を立て、

包丁を振り回す。

長屋の大家が、仲裁に入る。

二人から原因を聞いた。

「な、なるほど、昔の仏は、えらい。これ!危ない!。」

「そうだろ、そうだろ。そう思うだろ!静かにしろ!」

「しかしじゃな、今のかみさんはもっとえらいぞ。」

「えっ、なぜじゃ?大人しく、座れと言うに!」

「お釈迦様も言っておる。危ないというに!」

「へぇ、何と?ぶつぞ、こら、本当に!」

「昔の仏は、もうほっとけ!神がカミングじゃ!」

「・・・???。」



小話笑話小咄・158

江戸の風景
川越祭り 山車
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小話


=江戸の小咄

本所は回向院に、寺宝開帳が有った。

「霊宝を御覧の方は、左の方へ、左へ。左だというに!」

たくさんの参詣者が、ゴキのように歩いて行く。

「これは、源頼朝公のしゃれ頭でござい。はい賽銭。おい、さいせん!」

「頼朝は頭が巨大だったというぞ、これは、ちと小さいな?」

「えっ?これはな、頼朝公、4歳のこうべでござるよ。」

「なに、しさいとな。これ、いろいろ訳があるのかな?」

案内役の坊主、頭をぼり、ぼりかく。

「いや、実はな、頼朝公の五歳の頭でござった、あはは。」

「頼朝の後妻か?な、なるほど、それはすごい。」

「・・・??。」



小話笑話小咄・157

江戸の風景
源氏山 頼朝像


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