小話


=江戸の小咄

角屋の遊女嘆く。

「あちきは、士(侍)になりとうありんこ。」

「冗談がきついな、おいらん。」

「お前さま、酔払ったでありんこ。」

「馬鹿な事を言うな。」

「馬鹿はお前。士になりたくとも・・・」

「どうした?」

「絶対なれないでありんこ。」

「おいらん、ほら飲め。」

「有りもせぬ戦をはやし立てて・・・」

「・・・」

「知行とやらをとってるでありんこ。」

「俺が嫌いだからそう言うのか?」

「二本さして、日本を刺す。さしころすでありんこ。」

「だはーっ、現代の政治家、役人か。公費で遊ぶ俺か?」

「で、ありんこ・・・」



小話笑話小咄・193

江戸の風景 江戸博物館の花魁

おいらん

テーマ : お笑い番組
ジャンル : お笑い

小話


=江戸の小咄

さる表店の旦那が、美人の下女に心を奪われた。

ある夜、辛抱たまらず夜這いに行く。

真っ暗闇の中を、鼻息荒く、這って行く。

「ごつーん!」

「いたた、誰じゃ、お前は。盗人か?」

「えっ、何?おとっさん?何してんの、こんな所で、いたた。」

「お前が、暗がりの中を、出て行くから、心配で、心配でな。」

「厠。分かる、かわーやっ。」

「本当か?悪い闇に、惑ってないだろな。」

「何、いってんの?」

「むすこの事がいつまでも心配での、わはわは。」

長男、舌打ちしながら、渋々部屋に帰る。

又、鼻息荒く、旦那が行く。

急な階段を上り、ふすまに手をかけようとした。

すでに開いていた。

「なんと、待っている。抜き足、差し足、忍び足と。」

な、なんと、下のむすこの悲鳴。

「ぎゃー!かんべん、かんにん!痛い、放して!」

「お花!早く、灯りもっといで。あんた...いるよね?」

逃げようとする旦那、階段から落ちた。

「親が、親なら、子も不良ムスコ、こらっ!!」

「二度とし...ひゃあ、いたー。」

「ぞ、ぞーっ。しのびあし・・・」

「待て!逃げるな!逃げるとぶっころす!」

「おお神様、おかみさま・・・、大丈夫かな、俺の大切なむすこ。」



小話笑話小咄・192

江戸の風景 東京都現代美術館の象のオブジェ ぞーーー

現代美

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