小咄


=江戸の小咄

「六が病気だってよ。」

と友達四,五人連れだって見舞いに行った。

「いや、よく来てくれた。ありがと、ありがと。」

「おお、おう、なにか用があるなら、遠慮無く、呼んでくれ。」

しばらくして、看病の輩は、花札を始めた。

「もうし、水を一杯くれんかのう。」

「ちょっと、待ってくれな!来い、こいと。」

「水を一杯・・・」

「今やる、今やる。菊、こい、来い!」

「みず・・・」

「六、もうちょっと待てよ!何処へ行く、危ねぇぞ。」

「はい、水を飲みに行きます。」

「おお、そうか?悪いな、ついでに俺にも一杯。」

「よく、聞こえませんが。」

「俺にも一杯!」「本当に悪いなぁ、俺にも。」

「・・・、バターン!」


<小話・笑話・小咄・134>

江戸の風景

和楽備神社 狛犬

v75.png

テーマ : お笑い番組
ジャンル : お笑い

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No title

あは、花札バクチのこいこい。

昔ゲームでやった。金?
かけずにね。

No title

あはは、と笑ってしまうが、
本当に迷惑な奴らだね。

No title

あはは、うまいね。
こいこいに、来る来る。

No title

花札って暫くやってなくて、すっかりルールを忘れちゃった^^;

コイコイって昔からある掛け声だったんだ^^

病人も彼岸にコイコイ?( ̄ω ̄A;アセアセ

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No title

cheerupさん

ゲームとしては花合わせでしたが、賭け事はこいこいでしたね。

No title

wintetsuさん

今は笑えない輩が一杯います。

No title

花魁さん

有り難うございます。

No title

媛さん

江戸時代から有ったかどうか分かりませんが、相当古くから
有ったと思います。

どこか変です♪

病気見舞いとはよいお付き合いですね!
でも花札遊び!?
最後はなんと病人がお水サービス!?
え~っ!・・・・・・(笑)

No title

かなさん

大昔、立ってる者は親でも使えということわざ?のような
物があったと思います。同じ感じかもです
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Author:jizosmile

毎日福笑。

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